住宅を建てる上で立地・地盤の安全性はとても重要です。
建築予定地の地盤を調べようと思ってもサイトが沢山ありすぎて、どのサイトを見てよいか判断するのが難しいですよね。

たしかに地盤調査会社のサイトが多いような・・・



おまかせください!
今日は不動産業者が調査で使っている
「鉄板のサイト5選」をご紹介します。
これを読めばきっと、あなたに合った「地盤調査のサイト」を見つけることができます。
① 国土交通省が公開している「ハザードマップポータルサイト」


災害リスク情報・防災に役立つ情報を全国どこでも重ねて閲覧できる便利なWeb地図サイトです。
ただし、メッシュの大きさや描画方法、凡例、掲載時期等の違いから関係各機関が公表している図面と同一の表示となるとは限りません。また、整備・更新準備中の地域もあるのでご注意ください!
候補地が絞りこめてきたら、必ず市町村が作成した詳細のハザードマップをご確認ください。
② 朝日新聞が公開している「揺れやすい地盤」


朝日新聞の公式サイトでは
検索窓に都道府県名、市区名、町名を入れると調査地域の揺れやすさの判定がでる
サービスを提供しています。
防災科学研究所の見解によると、「増幅率が1.6以上であると地盤に弱い」と指し示しており、さらに増幅率が2.0以上の地盤は(このサイトで示している濃い赤色の部分)では、より注意が必要とされています。
数値が大きほど揺れやすい地盤となる点にご注意ください。できるだけ増幅率1.6以下のエリアを選定したいところです。
③ ジャパンホームシールドが公開している「地盤サポートマップ」
地盤調査・解析で評価されている「ジャパンホームシールド株式会社」が提供している「地盤サポートマップ」は、同社が携わった150万棟の過去データを視覚的に地図上で見れるようになっています。
住所を入力するだけで対象地の情報が網羅できるので、とてもオススメのサイトです。
地盤情報だけではなく最寄り駅の乗降客数や、災害時の避難所や医療施設、学区など生活に関わる、あらゆる情報がまとめて見ることができます。情報をまとめたレポートも出力できるので、このサイトを押さえていれば引っ越し時にも重宝します。
- 住所
- 地形
- 地質
- 標高
- 最寄り駅までの距離
- 一日の平均乗降客数
- 最寄りのバス停までの距離
- 公園までの距離
- 避難所までの距離
- 地震時の揺れやすさ
- 液状化の可能性
- 浸水の可能性
- 土砂災害の可能性








④ 地盤調査サイトの鉄板「国土地理院ウェブサイト」
地理院地図とは、地形図、写真、標高、地形分類、災害情報など、国土地理院が捉えた日本の国土の様子を発信するウェブ地図です。3Dで見ることもできます。また、地形断面図の作成や新旧の写真を比較する機能なども備えています。


- 第二次世界大戦前~現在の年代別の写真が見れます。
- 災害リスクがわかる地図が見れます。
- 過去の災害の写真や被害の様子が見れます。
- 簡単に地形断面図が作れます。
- 好きな色で標高を色分けした地図が作れます。
- 地図や写真が3Dでも見られます。
⑤ 東京都建設局が公開している「東京の地盤(GIS版)」
こちらは東京都エリアのみになりますが「ボーリング柱状図」が確認できるサイトです。
ボーリング調査(標準貫入試験)は、一般的に20~30万円程度の費用が発生します。また、調査には作業スペースが必要で簡単にできる訳ではありません。その貴重なボーリング調査データがウェブで確認できるサイトです。
データを見ることで、候補地付近の「地盤の強さ」「支持地盤の深さ」「地層の状況」「地下水位」など、さまざまな情報が確認できます。


最終的には建築当該地の地盤調査が必要ですが、物件を探している段階での検討目安として、とても役に立つと思います。
①「ボーリング柱状図」を公開している行政はたくさんあるので、検討対象地が東京以外の場合は【 ボーリング柱状図 検討エリア 】で検索されると良いと思います。
② 手間がかかりますが、特定行政庁(建築主事がいる行政)の建築指導課(大抵は構造係)に足を運べば、候補地近くのボーリングデータを入手できる可能性があります。
まとめ|裏技としてジャパンホームシールドのサイトを使用するのがオススメ!
今回は、おもに立地・地盤の安全性を確認できるサイト「鉄板5選」をご紹介しました。
裏技として
是非、マイホームを建てる前の調査にお役立ていただければ幸いです。


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